大阪市立大学・大阪府立大学と関西私大の難易度

2013/05/26 Sun (No.1093)


 2016年度には、大阪市立大学と大阪府立大学が統合して新しい大学ができることが決まっています。それについてはまた日を改めて述べることにしたいと思います。

 今日は、資料を整理していたなかに、大阪市立大学と大阪府立大学の経済系学部の難易度と関西私立大学の経済学部の難易とを比較したものがあったのでご紹介します。河合塾による2012年入試の分析結果から作成したものです。(出典 河合塾「第1回大学入試情報分析報告会資料」)

市大

 私立大学のみの合格者人数が公立大学のみの合格者人数より少ない場合は、私立大学のほうが難易度が高いことをあらわし、逆に私立大学のみの合格者人数が公立大学のみの合格者人数より多い場合は、公立大学のほうが難易度が高いことをあらわします。 3教科入試と5教科入試の違いはありますが、こうしてみると同志社大学だけが、大阪市立大学・大阪府立大学より難易度が高いことがみてとれます。

 今年の河合塾の「入試情報分析報告会」も来月には行なわれますが、今年は参加できるかどうかさだかではありません。

一般入試の合格発表

2013/02/12 Tue (No.988)

 私立大学の一般入試結果が発表される頃となりました。今週末までには関関同立を含めた多くの大学の合格発表があります。近畿大学や龍谷大学はすでに前期日程(A日程)の結果発表を終えています。関西学院大学でも全学日程の発表が2月10日にありました。

 今年は、受験生の数が若干増加しているのと、関西圏の地元志向率が少し高いので、個人的感想としては、全体的に少し入試が難化したように感じます。とくに近畿大学が少し入りにくくなったような印象を受けます。去年がやや広い門だったのでそう感じるのかもしれません。

 入試は、まだまだ続きます。同志社大学と関西学院大学ではすべての入試の出願期間はもう終わっていますが、多くの大学では2月の下旬まで出願の機会がありますので、今週末の結果発表が思わしくなくても、あきらめずにもう一度チャレンジしてみてください。

和歌山大学と関西主要大学の経済学部

2013/01/11 Fri (No.956)

 かつて、滋賀大学経済学部と関西8大学の経済学部との入試の難易関係について調べたことがあったのですが、滋賀大学よりもう少し難易度の低い和歌山大学と関西主要大学の経済学部の難易関係ははどうなっているのでしょうか。和歌山大学は昨年、南海本線に和歌山大学前という新駅ができ、駅から徒歩で通学できるようになりました。関西主要大学経済学部と和歌山大学経済学部と併願した受験生の合否状況についてのべて見ます。

 次の表は、河合塾による2012年入試の分析結果から作成したものです。同志社大学の資料はありませんでした。(出典 河合塾「第1回大学入試情報分析報告会資料」)

和大と私大

 私立大学のみの合格者人数が和歌山大学のみの合格者人数より少ない場合は、私立大学のほうが難易度が高いことをあらわし、逆に私立大学のみの合格者人数が和歌山大学のみの合格者人数より多い場合は、和歌山大学のほうが難易度が高いことをあらわします。

 こうしてみると関西学院大学、関西大学、甲南大学の経済学部は和歌山大学の経済学部より難しく、近畿大学、龍谷大学とはほぼ同等で、京都産業大学は和歌山大学より易しいことがわかります。

関西主要私大の志望動向

2012/12/21 Fri (No.934)

 関西主要私立大学の2013年度入試の志望動向を見てみましょう。関東では早慶上智MARCHをはじめ難関大学のほぼすべてが志望者源の傾向を示しています。これに対して、代ゼミと駿台では若干違いがありますが、関西では関関同立はほぼ昨年通り、産近龍や中堅大学では志望者の増加が見られます。代ゼミと駿台での志望動向を表にしました。(出典 「出願指導ガイドブック」ベネッセ 「第2回大学入試研究会資料」 代ゼミ)

主要私大志望動向

 受験料も高いので、受験生の「安全志向」がうかがえるのかもしれません。表の大学の中では、甲南大学もふくめて、神戸地区の大学がやや低調のように思えます。

滋賀大学経済学部と関西8大学経済学部

2012/12/16 Sun (No.929)

 滋賀大学経済学部と関西8大学の経済学部とでは入試の難易関係はどうなっているのでしょうか。滋賀大学経済学部は彦根市にあり彦根城と琵琶湖を望む静かな環境に位置しています。滋賀大学経済学部の入試の特徴として、私立大学と同じ3科目受験が可能です。ですから私立大学との併願が容易な大学です。そこで関西8大学経済学部と滋賀大学経済学部と併願した受験生の合否状況について調べて見ます。

 次の表は、河合塾による2012年入試の分析結果から作成したものです。(出典 河合塾「第1回大学入試情報分析報告会資料」)

滋賀大と私立
 私立大学のみの合格者人数が滋賀大学のみの合格者人数より少ない場合は、私立大学のほうが難易度が高いことをあらわし、逆に私立大学のみの合格者人数が滋賀大学のみの合格者人数より多い場合は、滋賀大学のほうが難易度が高いことをあらわします。

 こうしてみると同志社と関西学院大学の経済学部は滋賀大学の経済学部より難しく、立命館大学以下の大学は滋賀大学より易しいことがわかります。また同時に関西8大学経済学部の難易度も見えてきます。

同志社大学グローバル地域文化学部の新設

2012/11/14 Wed (No.897)

 同志社大学の文学部、法学部、経済学部、商学部は2013年から4年間すべて今出川キャンパスでの授業となります。またグローバル地域文化学部が来年4月に新設され、アジアコース、アメリカコース、ヨーロッパコースの3コースが設置されます。今出川キャンパスの北側に烏丸キャンパスを新築し、ここが拠点のキャンパスとなります。もちろん文科省から認可されていますので心配ありません。

 一昨年開設されたグローバルコミュニケーション学部には、英語コースと中国語コースがあり、コミュニケーション能力に力点を置いた異文化理解教育を主眼に、1年間の留学が必修となっています。これに対してグローバル地域文化学部では、グローバルな観点から諸問題を研究し、国際社会で活躍できる能力の獲得を目標としています。

 第1回ベネッセ・駿台マーク模試の結果では、グローバル地域文化学部の偏差値は、グローバルコミュニケーション学部の英語コースよりはやや低く、68がB判定値(合格率60-80%)となっています。ただ、グローバル地域文化学部のヨーロッパコースでは、定員に対して多くの希望者を集めているので注意が必要です。

関西私立大学の進路決定率

2012/10/19 Fri (No.869)

 9月の終わりに旺文社から『大学の真の実力』(2013年度用)が発売されています。書店から進路指導部に届きましたので、それをもとに昨年と同様に、関西の私立大学の就職率について調べてみました。

 わたしが、進路決定率というのは、卒業者のうち、進学者と就職者の合計が占める割合をあらわしたものです。関関同立、産近甲龍、摂桃追神、大工大、大経大について、経済学部と理工学部の2012年の卒業者数、大学院進学者数、就職者数をもとに、進路決定率をだしてみました。進学者数には、専門学校に進学したものを含まず、就職者数には、アルバイト・パートは含みません。また、表の就職率は、卒業者から進学者を引いた数を分母にして、就職者の占める割合をあらわしたものです。下の表をご覧ください。(『大学の真の実力』蛍雪時代特別編集 旺文社 より作成)

12進路決定率


 昨年と同様、3つのグループで進路決定率に対して有意の差があるように思います。産近甲龍では、甲南大学の経済学部の健闘が目立ちます。また、桃山学院大学の就職率が昨年と比較して10ポイント上昇しています。どうぞ昨年の記事と比較してお読み下さい。明日は、女子大学と外国語大学の比較を行います。


プロフィール

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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