学部系統別大学志望状況

2012/12/19 Wed (No.932)

 昨年同様、代ゼミと駿台・ベネッセの2013年度入試における学部系統別志望動向を一覧表にしました。(出典 「出願指導ガイドブック」ベネッセ 「第2回大学入試研究会資料」 代ゼミ)

 代ゼミのデータは本年度公開模試受験生の第一志望における対昨年比です。駿台・ベネッセのデータは第1回マーク模試における志望者数の対昨年度比を表わします。オレンジは5%以上の減少、グリーンは5%以上の増加を表わします。ただし、今年の高校卒業生は昨年比3.4%増加していますので、それを割り引いて考えなければなりません。

系統別動向2013

 これをみると法学部の人気低下はとどまらず、経済学部もあまり人気があるとはいえません。工学部の人気もまだ高く、それ以上に資格の取れる医・歯・薬の人気が高まっています。薬学部は今年6年制第1期の卒業生がでて就職がよかったことが人気を呼んでいるのだと思います。看護・保健・生活系(食物栄養)は私立大学で高い人気を得ています。全般的に昨年の傾向とくらべてみてもそれほどの志望動向の変化は見られません。
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コメント

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いつもコメントありがとうございます。

おっしゃるように、社会の変転はいつも人智を超えたところにあるようです。わたしが大学に入学してすぐ石油危機があり、工学部の就職が厳しくなったことを思い起こします。

最近のリーマンショックやその前の失われた10年にしても学生たちの責に帰すことができない理由で、前途が暗転するのはやり切れません。とはいえ将来を見据えて進路を決めるのは難しいことですね。

華やかさや高給に引かれて進路を選ぶのではなく、自分のやりたいことを基準に職業を選ぶのが、本当は一番幸せなんだろうという思いがします。

進路選択は慎重に!

息子の級友に、2010年度に法学部を卒業し、公認会計士試験にも合格して、有名な監査事務所に就職した人がいますが、2000人も公認会計士免許取得者がいるのに、当時就職できたのは800人程度で、残りの1200人は就職できなかったようです。

司法試験の次に難易度が高いと言われている資格なのに、信じられないですね。必死に勉強して高難度の資格を取っても、社会に受け皿がないというのは何とも辛いことです。

今の学生達は「数年先の社会情勢まで見据えて進路を決めなければ、卒業後に地獄が待っていることになり兼ねない」時代なんだなと、余りにも気の毒で溜息が出ます。


プロフィール

進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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