2013年大阪府私立高校の学費

2012/12/01 Sat (No.914)

 2013年度の大阪府の私立高校の授業料と入学金が発表されました。昨年度とほとんど変更はありません。(出典 朝日新聞 11月30日 朝刊) 

私立学費 (2)

 2013年度の大阪府の「授業料支援補助金」については、まだ発表されていませんが、制度と支援推進校が昨年と同様と仮定すれば、関西学院千里国際高校をのぞく大阪府の全日制私立高校で、保護者合算の市町村民税所得割額が135900円未満の場合は授業料が無償化され、224100円未満の場合は授業料が10万円となります。224100円以上の場合は、本来の授業料から国の支援金118800円を減じた授業料が必要です。
 
 ただし、これは、授業料に対してだけであり、入学金や、実費精算を行う教材費、修学旅行費積立金などの学費は支給対象になりません。また条件として、2012年度は「生徒及びその保護者(父母)が大阪府内に住所を有し、『私立高校生等就学支援推進校(平成24度指定校)』として指定された府内の私立高校等に10月1日時点に在籍していること」となっていました。
関連記事

コメント

Secret

Re: 質問があります。

大学受験でも難易度と関係なく合格が早く確定する大学に生徒が流れる傾向があります。高校受験に関しても中学の校長先生や中学の進路指導の先生も日程の関係をあげておられますので、それがすべてではないにせよ、日程が早いほうが有利であることは間違いありません。

同じ難易度でも公立高校と私立高校に大学進学実績の差があるのは、残念ながらご指摘の通りです。進路指導にかかわるものとしては忸怩たる思いを持ちます。公立高校も大学進学を目指す生徒に、希望の大学に進学できるシステムを作るために努力しています。早朝・放課後・土日の進学講習や勉強合宿は当たり前に行われています。ただ公立高校は限られた単位数のなかで受験教科に特化したカリキュラムの編成や特進クラスの設置など大学進学を重視した教育をおこなうことが難しいといえます。指定校の数も私立高校より少ないでしょう。難関大学に合格可能な生徒に必要以上に受験させることもしません。大学進学は大切ですが、それだけがすべてではありません。健康を維持するための体育も、自立するための家庭科も、情操教育である芸術も等しく必要ではないでしょうか。公立高校に進学してくるさまざまなニーズを持った生徒たちに、大学ではない、自分たちの希望をかなえることも重要だと思います。

公立高校には、私立高校とは違った存在意味があります。公費の無駄遣いになるから公立病院を私立病院に代替させ、公立大学を私立大学に代替させることには躊躇します。わたしは、公立高校の課題は、生徒を下支えして入学してきたときよりは成長させて卒業させることだと思います。

質問があります。

進路ルーム様
ブログ拝見させていただきました。
公立高校の教諭をなさっておられる方に質問があります。
私は橋本さんの改革には賛成です。
進路ルーム様は私立高校に生徒が流れるのは日程が関係していると書かれておられますが、それは全く関係ないと私は思います。
同じ偏差値の私立高校と公立高校では、大学への進学実績に歴然とした差があり、強いてはそれが教育の質の差と生徒、保護者が感じたからではないでしょうか。
公立高校の進路担当の教諭をなさっておられる進路ルーム様は、
なぜ公立高校が私立高校に合格実績が劣るのか。
それに対してどの様な対策を考えておられるのか。
以上二つが質問です。
お答え頂けると幸いです。
最後に私の意見は昨年の公立高校募集定員の削減、今年度の普通科の前期受験導入は、私立高校に人気を取られて、定員割れを起こした公立高校を救う為の策としか思えません。
公立高校は税金で運営されています。生徒からの需要の無い公立高校は潰して、その運営費を私立高校の助成金にまわすべきだと思います。


Re: 日本の英語教育について

 高校の英語の授業は、今でもまだ読解を中心に行われています。大学の試験も個別試験でリスニングを課すところはほとんどありません。英語を実用的なものにするためには、躁介さんのおっしゃるように、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4つのスキルの向上が必要ですね。英語を使って活躍するためには、「世界で通用する英語力」を大学卒業までにはつけていってほしいとわたしも思います。

日本の英語教育について

進路ルーム様へ、

私立高校の授業料が無償になると言っても、家計に占める教育費の割合が年々高くなっている傾向があるのは親として切実な問題だと思います。一人の子供を大学まで卒業させるには1000万以上かかるという記事もありました。私の場合概算してみたのですが、息子と娘二人合わせて1100万位だったと思います。息子が生きていたら更に200万位かかったでしょうか。年収の少ない標準以下の家庭で、学習塾や予備校に通わなかったにも関わらず最低でもこの位かかった訳です。今後は教育費破綻する一家が出てくるかもしれません。

今回の記事に対するコメントではありませんが、またご意見をお聞きしたくメールさせて頂きました。
以下、安河内哲也氏(東進ビジネススクール講師)の記事を読みました。

TOEICの満点は、990点でなく1390点 韓国の英語力が日本を突き放した理由(上)
http://toyokeizai.net/articles/-/11739 

大学入試を変えれば、すべてが変わる 韓国の英語力が日本を突き放した理由(下) 
http://toyokeizai.net/articles/-/11919 

この記事を読んで、
英語教育という点で日本は増々韓国に後れを取るような不安を感じました。国公立大など、5教科7科目で試験を受けなければならない受験生に、更なる負担を強いるのは忍びないという気持ちも一方でありますが、韓国の大学受験において、L(リスニング)、R(リーディング)、S(スピーキング)、W(ライティング)の4技能を万遍なく試す統一試験「NEAT」が導入されたような改革が日本にも早急に必要だと痛感しております。

英語は文系理系を問わず、あらゆる生徒が避けて通れない最重要教科でもありますから、中学・高校・大学と10年以上も勉強するからには、せめて大卒者には「世界で通用する英語力」を習得できる国であってほしいと思っております。

進路ルーム様は、この問題についてどのようにお考えでしょうか?ご意見を頂けると幸いです。


プロフィール

進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

ブログ内検索
カテゴリ
今まで訪問された方
最新記事
月別アーカイブ
RSSリンクの表示