マウリッツハイス美術館展

2012/11/23 Fri (No.906)

 神戸市立博物館で開催中のマウリッツハイス美術館展に行ってきました。フェルメールの作品を多く所有している美術館です。今回はフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が展示の目玉となっています。「北方のモナリザ」とも呼ばれる作品ですが、なにぶん小さい作品です。鑑賞は展示室を2つの通路で仕切り、一方は絵のすぐ近くまで寄ることができるが長い列に並ばねばならず、もう一方の通路は少しはなれたところから見るのですが、それほど並ばなくてもよいようになっています。わたしは、並ばないほうの通路から見ました。なぞの微笑を含んだ目と唇が印象的で何かを訴えかけるように見えます。官能的な雰囲気さえ感じます。

 とにかくすごい人出です。USJではないのに、博物館のロビーですでに待ち時間がでています。こんな展覧会は初めてです。フェルメールの作品自体が希少なためかもしれません。2点出品されているフェルメールの作品では、わたしには、もう一点の初期の作品「ディアナとニンフたち」のほうが印象的でした。

 17世紀のオランダは貿易・金融で栄え、市民文化が成熟しました。それを受けて絵画でも風景画、静物画、肖像画、風俗画が多く描かれました。レンブラントもこの時代の画家です。
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コメント

Secret

フェルメール展

おっしゃるとおり、フェルメールは日本人好みの画家の一人ですね。

わたしは、今年の夏、東京の国立西洋美術館の「ベルリン国立美術館展」でフェルメールの「真珠の首飾りの少女」も見てきました。わたし自身は、同展示ではドイツのルーカス・クラナッハが好きです。同時期に新装なった「東京都美術館」の「マウリッツハイス美術館展」は超満員で神戸の展覧会を待ちました。

フェルメールにせよダヴィッドにせよ日本で展覧会をするとどうして人の頭越しにしか見れないのでしょうか。

フェルメール展について

大阪市立博物館で2001年頃開催された「フェルメール展」に家族全員で見に行ったことがあります。
その時に「真珠の耳飾の少女」を見ました。絵の巧さとかより、作品の小ささに驚いたものです。日本人的感性には受ける画家だと思います。

個人的にはジャック・ルイ・ダヴィッドやルーベンスのように迫力のあるダイナミックな画風が好きなのですが、日本でルーベンス展が開催されたなどと聞いたことがありません。工房で弟子を使いながら大量生産じゃないですが、1000点近く描かれているので「作品の希少性」が少ないと言われているようですね。フェルメールが生涯に僅か36点位しか残さなかったのに比べるとえらい違いですね。


プロフィール

進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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