高校専門学科からの就職

2012/10/28 Sun (No.879)

 昨日のグラフでお分かりのように、2012年3月高校卒業生の就職率は16.5%となっています。したがって大部分の高校生が大学・短大・専門学校に進学していることになります。とくに普通科の高校では卒業生の7.6%しか就職しません。それにくらべて、工業科や水産科などの専門学科の卒業生は6割以上が就職することになります。下の表をご覧ください。(出典 「平成24年3月高校卒業者の学科別就職状況」 進路データVol.474 JSコーポレーション)。

学科別

 普通科の保護者のなかに高校卒業後は就職を希望する子どもをお持ちの方がいらっしゃいますが、就職のチャンスという面からいうと専門学科のほうが恵まれていると思います。普通科だと、高校により大学主体、専門学校主体の差はありますが、どうしても進学が中心となってきます。大阪では、かつて工業高校卒業生が、製造業の中心的労働者として迎え入れられた歴史が残っており、いまだ大企業とつながりを持つ工科高校も多く存在します。優秀な成績であれば、有名な企業に就職することが可能です。ただし大学からの就職とは異なって現業の仕事が多いといえます。それでも近年は生徒の質にばらつきが大きいため、就職担当の先生は個々の生徒にふさわしい就職先を確保するため大変な努力をされています。
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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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