AO入試2次試験(関西学院大学・関西大学)

2010/09/16 Thu (No.85)

 きょうは残りの関西学院大学と関西大学についてお話しします。

 関西学院大学のAO入試の担当者は、「AO入試の受験者数は毎年減少しているが、合格者は授業の出席率がよく、授業によくついてきている」と評していました。5月の時点では、今年のAO入試要項ができてなかったので、入試要項ができあがった段階で、見本として一冊がわたしあてに、郵送されてきました。AO入試については、学部によって審査の内容が違うので、ここでは経済学部の2次審査の概要を紹介します。2011年度の要項からの抜粋です。

 「プレゼンの方法は、自ら適切と思う方法を選択していただきます。2010年では、パソコン(パワーポイント)やパネル、楽器を使っての演奏、ダンスなど様々な方法のプレゼンがありました。ただプレゼンのために作成した資料の完成度が高いためにその資料に頼ってしまう傾向も見られました。準備した資料を上手く使って、アピールしたい内容を、自らの言葉で話すこと(スピーチすること)を心がけてください。またプレゼンで期待するのはあくまで、今までの活動や経験をとおして、どんなことを学び、何を習得したのか。それらを入学後の経済学部での学びにどのように活かせるのか、また活かしたいのかという点です。
プレゼンの後続けて、20分間の面接を実施しました。面接は教員3名に対して受験生1名です。面接では、志望動機はもちろん、事前に提出していただいた資料、プレゼンの内容をもとに質問を行いました。その場で提示された話題や問題にも柔軟に対応し、的確な回答を期待しています」(「2011AO入試要項・ガイド」より抜粋)

 入試担当者の話によると、2次試験の面接では、志望理由書に対して踏み込んで質問し、学んだことをどう活かしていくのかのアイデアを評価するとともに、説明の仕方も観察するとのことでした。また、話題をそらした質問にも柔軟な対応ができるか、強引に自己の志望理由と結びつけるところがないかもチェックするそうです。

 つぎは関西大学のAO入試についてです。担当者の話では、関西大学のAO入試を受験しようと決めた時期は高校3年の春というものが多いそうです。その最大の動機となるのは、オープンキャンパスでの経験だとのことです。それでは、セミナーの時に配布された「2011アドミッション・オフィス入学試験」というリーフレットにもとづいて法学部の2次試験について述べてみましょう。次の文はリーフレットからの抜粋です。

 「課題エッセイについては、400字程度というきわめて限られた字数制限の中で、課題文の内容を正確に理解した上で、きちんと自らの見解に依拠して設問に答えているか否かが最大のポイントとなります。また第1次選考の自由エッセイと同様に、表現の正確さ、適切さとともに、誤字がないかどうかも評価対象になります。
グループ討論の主たる目的は、自分の意見をきちんと表明して相手に伝える力や、相手の考えをきちんと理解する力がどれだけあるかをみることです。したがって、筋道だったわかりやすい話ができる人、相手の話をよく聞き、しっかりした受け答えができる人、積極的に発言できる人を高く評価します。また相手の意見を聞きながら、問題点や気づいた点などを要領よくメモし、あるいは、相手の質問の要点を正確にメモして、相手の発言あるいは質問の終了後に、そのメモを活用しつつ正確に反論や回答できるかどうか、ということも評価対象となります。」(「Admission Office」より抜粋)

 関西大学のAO入試の担当者は、よく関大の研究をしていること、そして関大でないといけない理由が明確に表現できることが重要であるとおっしゃっていました。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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