修士課程修了者の1/6が正規の職についていない

2012/09/21 Fri (No.840)

 昨日は、大学学部卒業者の就職状況を概観したので、今日は大学院修士課程修了者の就職状況についてみてみましょう。2012年に大学院の修士課程を修了した者は、78709人で、この数は学部卒業者559030人の14%にあたります。また学部卒業生ではその79%が私立大学卒業ですが、修士課程修了者では63%が国公立大学の修了です。

 修士課程修了者のうち、全体の就職率は73.2%で、そのうち「正規の職員等である者」は70.3%、「正規の職員等でない者」は3.1%となっています。

 「就職も進学もしなかった者」は13.0%で「一時的な職業に就いた者」、「正規の職員等でない者」を合わせた「正規の職」につけなかった者の割合は、修了者全体の17.6%となります。昨日、大学の学部卒業者の4人に1人が「正規の職」についていないことを紹介しましたが、大学院修士課程修了者では、6人に1人が「正規の職」についていないことになります。(出典 「学校基本調査速報」平成24年8月27日発表 文部科学省)。

 大学院に進学すると、就職口がないように思われる方が多いですが、修士課程修了者のほうが学部卒業生より就職率がよくなっています。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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