AO入試2次試験(同志社大学・立命館大学)

2010/09/15 Wed (No.84)

 今年の5月に関西の4大学(同志社大学・立命館大学・関西学院大学・関西大学)の入試担当者が出席して、ECC予備校で教員対象のAO入試対策セミナーがありました。そのとき、志望理由書の書き方についてのお話もあったのですが、もう出願期間が終わっていますので、今回は、1次試験合格後の2次試験(面接・プレゼン等)についての要点のみ書きます。1次試験も含めて、もっと早くお話しすべきだったのですが、就職についての準備等があり、今になってしまいました。2010年度のAO入試をふりかえった結果が中心となります。

 まずは、同志社大学からです。「2010年度AO入試のまとめ」というリーフレットにもとづいて説明が行われました。

 同志社大学のAO入試の2次試験は、面接です。面接時間は30分で、受験者1名に対して、面接官3~5名でおこなわれます。リーフレットから少し抜粋してみましょう。

 「意欲は、言葉や態度に表れる。何より、同志社への憧れと入学後の自己実現について熱意を伝えてほしい。話法やことば遣いなどの技術的なことより、話し方は少々ぎこちなくてもかまわないから、こちらの質問の内容を正確に捉え、よく考えて、「自分の言葉」でしっかりと表現することや、自分と異なる意見を受け止めようとする姿勢などが大切である。本学のAO入試では個性、意欲、可能性が求められている。このことを十分理解しそれに応えてくれることを期待する。また、自分でアピールできるものが何かをよく考えて、その中心となるべき話題を自分の方から示さないと、十分にアピールする内容が伝わらない。面接は一種の「対話」である。自分が書いた書類の内容をどんどん発展させ、質疑応答を活発化させてほしい。
今年度も、一定の条件の下で希望するものには口頭発表などのプレゼンテーションの機会を与えたが、アピールしたいことと直接つながらない、内容の乏しいプレゼンテーションがみられた。提出書類の内容と同じ繰り返しではなく、さらに内容を深めたものを準備してほしい。当然のことながらプレゼンテーションに要した時間相当分、面接時間は少なくなる。」(「2010年度AO入試のまとめ 同志社大学入学センター」)

 同志社大学は、高校に対してあまり親切な大学ではないのですが、AO入試については、よくまとめられています。受験生に対してのフォローもよく行き届いています。AO入試に関するメールマガジンもあるそうです。

 つぎは、立命館大学です。5月のセミナーでは、要項ができていないとのことでAO入試の資料をいただくことはできませんでした。そのため、最新の2011年入試の入試要項を進路資料室からひっぱりだして、そこから抜粋したものを掲示します。学部によって試験内容が違いますので、法学部についてのものをお知らせします。

立命館大学法学部
1日目 法学セミナー
法学部教員が、法学に関するテーマについて60分間の講義を行います。その後、講義内容に関する理解と意見を問う質問に答える形式のレポートを60分間で作成します。
法学セミナーは、個別のテーマに関する知識の量を問うものではなく、資料や講義の内容を的確に理解して整理し、自分の考えを論理的かつ明確に表現する力(資料読解力、講義理解力、論理的思考力、論理的表現力等)を評価するものです。
2日目 プレゼンテーション・面接
資料読解(15分)、プレゼンテーション(約10分)、面接(約5分)
プレゼンテーションは、資料の内容を的確に理解して整理し、そこから問題を見いだし、自分の考えを論理的かつ明確に表現することのできる力(資料読解力、論理的思考力、論理的表現力等)を評価します。面接は、志望理由、学習意欲等を評価します。(「AO選抜入学試験要項」より抜粋)

 立命館大学は、積極的に組織を改革し、いろいろなことに意欲を燃やしている大学です。高校に対してもよくアピールしています。しかし、AO入試については、説明不足の感じがしました。
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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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