全国学力調査

2012/08/22 Wed (No.809)

 今月8日に文部科学省から「全国学力調査」の結果が発表されています。それによると都道府県別の平均正答率が一番高いのは秋田県で、小学校の全教科で1位、中学校では国語A、Bと数学Bが1位、数学Aが2位、理科が4位となっています。それに対して大阪府は中学5教科が42位から46位とふるいません。(出典 「全国学力調査-結果と分析-」 朝日新聞8月9日朝刊)

 文科省が、前回調査後、秋田県の好成績の理由を調べたところ「早くから少人数教育を導入したことや、家庭の教育力の高さが背景にある」とのことです。少人数教育について秋田県は2001年から少人数教育に取り組み、現在は小学校1.2年および中学校1年で30人教育を実現しています。大阪府も2007年から少人数教育に取り組んでいますが、小学校1.2年で35人学級であるに過ぎません。少人数学級といっても、日本の1学級あたりの児童生徒数は、OECD諸国と比較して、小学校で7人、中学校で10人多くなっています。

 家庭の教育力の高さについては、大阪には貧困家庭も多く、また近年の教員に対するネガティブキャンペーンのせいで、家庭での教師に対する信頼が揺らいでいます。大阪の教育を実りあるものにするためには、われわれ教員自身の努力ももちろんですが、環境面の整備も重要な課題なのです。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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