就職戦線異常あり(その1)

2010/01/16 Sat (No.8)

 1月15日付けの朝日新聞朝刊に、就職を希望する卒業予定の大学生の、昨年12月1日時点の内定率が、73.1%で、調査が始まった1996年以来、最低になった、との記事が出ています。これまでの調査で最も内定率が低かった04年3月卒業生の73.5%を、さらに0.4ポイント下回っているとのことです。
 地域的に見ると、今まで好調であった中部地区の落ち込みが激しく、内定率69.7%で、下げ幅は15.1ポイントと各地域の中で最大です。近畿圏は6.2ポイント落ち込んで、75.1%となっています。
 ただこの調査はあくまで昨年12月のものなので、3月末にはもっと就職内定率は上がっているものと思います。またそう期待します。

 高等学校を卒業して就職を希望するものの比率が年々低下しているとはいえ、高校でも今年は非常に就職戦線が厳しいです。高校生の就職試験は、大学とは異なって、9月下旬に一斉に行われ、そこで就職希望者の多くが採用内定通知をもらいます。ところが今年は、9月の第一次就職試験で内定にいたったのは、求職者の約4割程度です。その後12月までに残りの多くの生徒も、次々と採用内定されていくのですが、今年は事情が違います。

 先にあげた同じ朝日新聞によると、昨年11月末の時点で高校生の就職内定率は68.1%で、前年比9.9%の減少だそうです。
 私の高校では就職希望者はそんなに多くはないのですが、年が明けた現在でもまだ就職が内定していない生徒がいます。就職担当の先生と一緒に、懸命に就職活動を行っています。早く景気がよくなって就職希望の生徒たちに明るい未来が開けることを祈ります。

 また今日から大学入試センター試験が始まっています。センター試験を受験している受験生たちの健闘も祈っています。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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