2015年入試の理科の受験科目

2012/08/05 Sun (No.792)

 新カリキュラムへの移行で問題となるのは、看護医療系や食物栄養系に進学する生徒たちの理科選択です。国公立大学の場合は4単位の「生物」や「化学」の選択が必要だと思いますが、私立大学の場合「生物基礎」や「化学基礎」で受験可能かどうかです。看護医療系のコースを設定している高校は、看護医療系のコースで「生物」の選択が可能だと思いますのでそれほど問題でないかもしれません。しかし、そうでない場合に、看護医療系希望者で「生物」、食物栄養系希望者で「化学」が受験に必要であれば、理系に進学しなければならないケースも出てきます。旧カリキュラムであれば、看護医療系・食物栄養系への進学は文系でも可能な場合が多かったのです。

 多くの高校1年生は、この秋にコース選択をおこないます。しかし、肝心の私立大学の大半で2015年度の入試科目が明らかになっていません。理科で4単位科目か必要なのか、基礎科目で十分なのか、あるいは4単位科目を指定するが出題は基礎科目の範囲にとどめるのかなど、各大学の対応が明らかになっていないので、生徒へのコース選択の説明ができない高校もでてきています。これはわたしたちと生徒にとって差し迫った問題です。

 この問題に対応して、高校に科目選択内容について問い合わせをおこなっている大学もわずかながらあります。しかし、関西の多くの私立大学は受験科目が未定で、より上位の大学の動向をにらみながら、模様眺めをしている現状です。また高校のカリキュラムには無知な大学も存在します。

 ところで、わたしは理科の教師ではありません。したがって理科の科目の選択形態や内容について誤りがあることを危惧しています。もし、記述内容に誤りがあるようでしたら、速やかにコメント、メールをいただけたらうれしく思います。また各大学の対応について情報をお持ちの先生がいらっしゃいましたら、あわせてご連絡いただければさいわいです。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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