大学での入試説明会

2012/05/16 Wed (No.710)

 昨日は、オープンキャンパスで生徒にチェックしてほしい項目をあげましたが、同じ項目はわたしたち進路指導にかかわる教員もチェックしたい事柄です。ところで5月、6月は各大学から教員対象の入試説明会の案内がたくさん届けられますが、説明会は利便性を考えて都心のホテルで行われることが多いです。しかし、入試制度の変更や就職状況はわざわざ出かけていって説明してもらわなくとも、資料として高校に送付してもらえれば、だいたいのことはわかります。

 知りたいのは実際の大学の雰囲気です。キャンパスに直接行って施設や授業、学生の様子を観察したいのです。生徒が大学を選ぶ大きな理由の一つにオープンキャンパスの印象があげられます。生徒は生徒なりの感覚で大学をみてきます。大学の宣伝をそのまま信じ、キャンパスの広さや美しさに感動して帰ってきます。しかし、わたしたちはもっとシビアに大学を観察します。たとえば教務部の掲示板、就職斡旋状況、授業中の先生や学生の態度、図書館の利用状況などいろいろ観察点はあります。大学にとってもお金をかけることで入れ物はよくなりますが、中身まで変えることはできません。

 とはいえ最近は説明会会場のひとつとして、自分の大学のホールを指定するところも増えてきました。しかし、説明会開始時刻が都心で行う場合と同時刻に設定されている場合が多く、授業を終えてから参加することが困難な場合もあります。キャンパスまでは都心からまだいくぶん時間がかかります。終了時刻が遅くなってもかまわないので、できるならばもっと遅く16時くらいから始めていただけたらと思います。

 また説明会終了後、学生の先導でキャンパスツアーをプログラムしているところが多いですが、この学生の質にも注意が必要です。質問にうまく答えられない学生が多いのです。また教員ではありませんので、授業見学を組み込むなど臨機応変にコースを変更することができません。大学のあらゆることが高校教員によって観察されています。
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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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