奨学金貸与までの手続き

2012/03/25 Sun (No.657)

 4月から大学生になることを心待ちにしている人も多いと思います。日本学生支援機構の予約奨学生に採用されている場合もあることでしょう。奨学金を貸与されるためには、進学後、学生支援機構に進学届を提出しなければなりません。

 採用通知を受けたときに、「奨学生採用候補者決定通知」と「奨学生採用候補者の皆さんへ」を高校からもらったことと思います。手続きの方法は「奨学生採用候補者の皆さんへ」のなかに書いてあるとおりですが、進学先の学校の識別番号をのぞいて、今わかっていることは「進学届入力下書き用紙」に書いておくと便利です。「人的保証」制度を利用する人は、連帯保証人・保証人の情報(氏名、住所、生年月日、勤務先等)が必要ですから、保証人となる人に引き受けの承諾を得ておいてください。

 また「入学時特別増額貸与奨学金」を申し込んだ人は、保護者等が日本政策金融公庫の国の教育ローンへの申込手続きを必ず行い、融資を受けられなかったことの証明が必要です。国の教育ローンに申し込みをしていない人や国の教育ローンで融資を受けることができた人は「入学時特別増額貸与奨学金」を受けることはできません。

 奨学金を貸与されるためには、進学先に「採用候補者決定通知(進学先提出用)」を提出し、進学校の識別番号を受け取り、インターネットで進学届を提出することが必要です。進学先の学校の定める期限までに手続きを行う必要があります。手続きを期限までに行わなければ、奨学金を辞退したものとみなされてしまいます。また奨学金振込口座が未開設の場合は、それまでに本人名義で奨学金振込口座を開設しておかなければなりません。

 浪人するなどして、奨学金貸与の資格がなくなった人は、何も手続きを行わなければ、自動的に辞退したものとあつかわれます。
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入学時特別増額貸与奨学金

 おっしゃるとおり、入学時特別増額貸与奨学金「申告不要」の用紙を受け取っている場合は、日本政策金融公庫の教育ローンを申し込む必要がありません。

 ただ現状において、入学時特別増額貸与奨学金を1種ないし2種の奨学金と同時に申し込み、なにもしなくても入学時に増額貸与奨学金を貸与されると思っている人が多く、注意を促すために書かせていただきました。

 確かに考えてみれば舌足らずで誤解を生む表現だったと思います。ご指摘ありがとうございました。ただお願いですが、マナーとしてお名前(ハンドルネーム)とタイトルはお書きください。

入学時特別増額貸与奨学金についてですが、奨学金申請時の家計基準における認定所得金額が0(ゼロ)評価となる場合は日本政策金融公庫の国の教育ローン申込みは必要ないと思います。申込が必要なのは、大学等奨学生採用候補者決定通知」に『入学時特別増額貸与奨学金(申告必要)』または、『入学時特別増額貸与奨学金(日本政策金融公庫の手続き必要)』と記載のある場合でないでしょうか。


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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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