受験科目を絞らない

2012/03/15 Thu (No.647)

 新高校3年生のなかには、この春休みが受験勉強の最初の山場となる人も多いと思います。国立大学を少しでも視野に入れている人は、科目を絞ってはいけません。国立大学の95%がセンター試験で5教科7科目の受験を必要とします。もし6科目しか受験できなかった場合は、国立大学の募集単位のうち78%の受験機会を失います。公立大学ではこれほどシビアではありませんが、4割の大学で7科目受験が必要とされます。

 また実際に必要とされる科目が7科目以下であったとしても、7科目受験した人は科目間難易度の違いによるリスクを減少させることができます。たとえば今年の日本史Bの平均点は64点、政経の平均点は59点でした。地歴・公民から1科目必要であり、平均点が自分の得点であるとして、両科目を受験し高得点方式であれば、日本史を採用してもらえるわけです。一昨年は、日本史Bの平均点が58点、政経の平均点が69点でした。そのときは、政経の得点が生きてきます。

 数学がのびないからといって3科目に絞ってしまうひとがいます。まだ時間があります。この冬休みは、苦手科目の克服をはかり、志望校を制限してしまわないようにしましょう。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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