2012年度大学入試状況

2012/02/24 Fri (No.627)

 2012年度入試の国公立大学志願者数は494813人で、昨年より9380人減少しました。センター試験の志願者の減少が4018人だったので、昨年と比べてより多くの受験生が国公立大学の出願をしなかったことになります。

 一般的にセンター試験の平均点が上昇した年は、受験生が強気になって国公立大学の出願者は増加する傾向にあります。しかし、今年は平均点アップにもかかわらず国公立大学の志願者減となっています。出願をしなかった受験生の多くは、国公立大学に合格する実力が不足している層だと思われますが、こんなところにも冒険をさける安全志向が見られるようです。めだったのは、国立大学後期日程や公立大学の出願者の減少です。

 とはいえ、難関国公立大学は安定した人気を続けています。準難関国立大学での志願者が減少し、その層がそれよりも比較的合格しやすい地方国立大学に流れています。

 私立大学では、早慶上智では定員増の上智大以外は志願者が減少し、MARCHでも全体として8000人程度志願者が減少しています。関西でも関関同立全体で1万人ほど志願者が減少しています。また産近甲龍でも龍谷大をのぞいて志願者減になりそうな状況です。

 原因としては、上位校にチャレンジしない安全志向とともに、受験料を節約するために受験回数を減らしていることがあげられます。しかし、わたしの高校での受験結果を見ていると同一校をいろいろな方式で5回受験して、そのうちの1回で合格しているという例もあるので、本当に志望する大学があるのなら、あきらめないことが大切です。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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