08大学の実力

2011/10/21 Fri (No.495)

 今年の4月から各大学に情報公開が義務づけられています。入学者数、定員、在籍者数、卒業者数、進路、教員組織、教員数、教員の学位・業績、授業科目、シラバス、授業料、授業料減免の概要など多くの事項について公開しなければなりません。にもかかわらず、大学のホームページにあたってみても、どこにその情報があるのかわからないような大学も存在します。また情報公開をしていても、大学によって情報公開の仕方がまちまちです。

 各大学にとって不利なデータも含めて、大学間の比較データが最初に公表されたのは、2008年の7月20日と21日の読売新聞においてです。わたしは、そのとき、入院しており、その記事を直接見ることはなかったのですが、退院後、新聞のコピーを見て、衝撃を受けました。そこに載せられていたのは、725校の大学のうちでアンケートに回答を寄せた499校の定員充足割合、専任教員割合、退学率、学習支援策実施状況などのデータです。『蛍雪時代』には、募集人数、試験内容、授業料、偏差値など受験に関するデータは載っていても、大学にとって都合の悪いデータは載っていません。そんなわけで、読売新聞の記事は非常に新鮮でした。

 この記事は、秋には『08大学の実力』という小冊子にまとめられます。手にとって見ると、この大学がこんなに退学者が多いのかとか、4年で卒業できないものがこんなに多いのかと、そのとき、驚いたことを思い出します。そしてさっそく記事をコピーして3年の担任の先生にお配りしました。

 それからすでに3年がたちます。わたしが今とは別の学校で進路指導を担当していた時の話です。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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