企業は出身校を重視しないのか

2011/10/10 Mon (No.484)

 昨日のブログで、企業が大卒求人において重視する事項を、上位6位までお示ししました。ではそれ以外では、何を選考時に重視しているのでしょうか。下のグラフをご覧ください。(出典 「新卒採用(2011年3月卒業者)に関するアンケート調査結果」(社)日本経済団体連合会)

重視点


 これを見ると、学業成績、語学力、出身校、クラブ活動、研究室など大学で学んだことがほとんど選考時に考慮されていないことになります。不思議に思いませんか。どこの大学出身であろうとも、また学業成績が悪くとも、コミュニケーション能力が優れていれば採用してもらえるのでしょうか。

 この経団連のアンケート調査には、従業員数1000人以上 75.8%、500人以上~1000人未満 12.8%、500人未満 10.1%の企業545社が回答を寄せています。ほとんどが大企業からの回答です。ここにあげた企業では、エントリーしかさせてもらえない、あるいはエントリーすらさせてもらえない大学が数多く存在するのではないでしょうか。書類選考の段階で、「優秀でない大学」の学生は閉め出されているのではないでしょうか。そして、採用面接にまで進んだ時には、有名大学出身の良質で均質な学生しか残っていず、その中で重視される項目がコミュニケーション能力なのだとわたしは考えています。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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