高卒で就職できなかった理由

2011/09/28 Wed (No.472)

 興味深い調査結果が発表されました。今年3月の卒業時点で、就職未定者がいる大阪の高校の就職担当者に対するアンケート結果です。まず下のグラフをご覧ください。

受験回数


 就職担当者に就職しなかった理由を聞いています。一番外側の円は一度も受験しなかった生徒、真ん中の円は一度だけ受験した生徒、一番内側の円は複数回受験した生徒を表わします。一度も受験しなかった生徒たちは「自分に合う企業」を見つけられないか、「意欲のない」生徒たちです。一度しか受験しなかった生徒たちは「自分に合う企業」しか受験せず、そののち「あきらめてしまう」生徒たちです。「面接」や「学力」のポイントもそれほど高くありません。
 
 複数回応募する生徒たちは、就職の意欲はあるものの「面接力」や「学力」が合格するには十分ではありません。複数回受験して就職できない生徒の苦悩はあまりあるものです。自分に自信を失い、人生にに消極的になってしまいがちです。「面接力」や「学力」の向上が課題となります。

 では、未就職者のうち、一度も受験しなかった生徒は、どれくらいの割合だと思いますか。未就職者の約5割が一度も受験していません。かれらは「フリーター」か「ニート」につながっていく生徒たちです。一度だけ受験した生徒は就職しなかった生徒の約3割、複数回受験した生徒は約2割です。それでは、3月時点で未就職であった生徒の将来はどうなるのでしょうか。

 6月に再調査した結果がありますので、明日、また考えてみたいと思います。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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