指定校推薦募集終了

2011/09/24 Sat (No.465)

 9月の中旬には、指定校推薦の校内選考が締め切られる高校がほとんどです。大学への出願期間に選考が間に合わなくなるためです。もちろん大学のなかには出願期間を何期にも分けて、12月になってからも指定校推薦の出願が可能なところもあります。また高校でも指定校推薦2次募集終了後は、先着順受付としているところもあります。しかし、安易に指定校推薦に依存する大学は、最終的に募集定員を満たすことが困難な大学であることも多いです。

 指定校推薦では、毎年、意外な大学・学部に空きができたり、競争率が高かったりします。高校では、申込・選考の際に、その時点での応募状況をもらしたり、個人情報を教えたりはしませんので、人数調整ができません。

 指定校推薦の出願者がいない場合、その旨の報告を求める大学もあります。大学としては人数確保と調整をしたいのでしょう。しかし高校には、全国の100を超える大学から、それぞれ独自の様式で指定校推薦の依頼が来ているのです。それを読み解き、生徒に周知し、募集・選考するだけでも多くの時間を必要とします。

 毎年、指定校推薦での入学者がある大学であれば、出願者がいない場合は、報告が求められなくとも高校側から事情を説明します。しかし、なじみのない大学から、一方的に指定校推薦依頼を送付され、出願者がいるかどうかの報告を求められると、非常に複雑な思いを抱きます。9月、10月は指定校推薦だけでなく、センター試験出願、公募制推薦指導と進路指導部が忙しい時期です。大学の入試担当者にも一考願いたい問題です。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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