進学も就職もしなかったもの(学校基本調査から)

2010/08/07 Sat (No.46)

 8月5日に文部科学省から、「学校基本調査(速報値)」が発表されました。新聞などで、高校生の、大学への進学率54.3%(過去最高)、専修学校(専門過程)への進学率15.9%、就職率15.8%(過去最低)、のニュースをご存知の方は多いと思います。

 では、このいずれにも当てはまらないひとはどうなっているのでしょう。それらのひととは、アニメーションスクールやペットスクールなどにあたる各種学校すなわち専修学校(一般過程)に進学したもの、テクノセンターなどの公共職業能力開発施設に進学したもの、不詳・死亡したもの、一時的な仕事についたもの、それ以外のものとなります。

 専修学校(一般過程)や公共職業能力開発施設に進学するひとと不詳・死亡したひとを除いた数が、いわゆるフリーター(アルバイト・パート)か家事手伝い・進路未定者の数です。じつは、この人たちの割合が7%あるのです。

 学校基本調査のデータをもとに、高等学校卒業者にたいする、アルバイト・パートと家事手伝い・進路未定のものの割合を、グラフにして見ました。下のグラフを見てください。フリーターと家事手伝い・進路未定者の割合が、リーマンショックを契機として、一昨年から上昇してきているのがわかると思います。家事手伝いや進路未定のものも、やがて働き出さなければなりません。これらの人もフリーター予備軍だといえます。
進学も就職もしなかったもの

 フリーターのおかれている不利な状況を、このブログで今まで何回か説明しました。フリーターや進路未定者を減らすには、どのようにすればよいのでしょうか。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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