大学院生の就職率

2011/09/14 Wed (No.458)

 今日は、大学院修了者の就職率を見てみましょう。資料もすべて「平成23年度学校基本調査の速報について」によります。まず修士課程修了者の就職率です。次のグラフをご覧ください。

修士就職率

 理系では、修士課程修了者の就職率が7割を超えるようになり、アルバイト・パートの率は1割を切るようになります。農学系・理学系では、博士課程に進学するものもまだ多く見られます。それに較べて文系では、就職率が低くなり、アルバイト・パートの率が上昇します。また人文科学系では、修士課程を修了した学生の2割近くが博士課程に進みます。

 では博士課程修了者の就職率はどうでしょうか。下のグラフをご覧ください。工学系では、まだ高い就職率を保っているものの他の専攻は、軒並み就職率が低下しています。博士課程まで進学するといわゆる「つぶし」が効かなくなるといった現象が見られます。

博士就職率

 以上のことからわかるように、就職率という観点から見ると、文系では学部卒で就職した場合が一番有利です。ただし就職先を丹念に探し、丁寧に就職活動をすることが必要です。理系学部では、修士課程を修了して就職するのが一番有利なようです。ただし、就職先の企業規模は小さくなりますが、学部卒で就職できないというわけではありません。また家政系、教育系においては、学部卒、修士課程修了にあまり違いは見られないようです。

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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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