面接試験での違反質問

2010/08/11 Wed (No.44)

 採用選考の公正を期するため、就職差別につながるような質問は、禁止されています。各企業の採用担当者には、どのような質問が違反となるのかの指針が、あらかじめ示されています。しかし、企業の代表者や役員が、面接に参加する場合があります。採用規定に詳しくない役員が、違反質問をする例が、ときたまみられます。

 就職差別につながるおそれのある質問としてあげられているのは、①本籍や生い立ち、生まれ育ったところ、②住居とその環境、③家族構成や家族の学歴・職業・地位・収入、④家族の資産、⑤思想、生活信条、宗教、尊敬する人物など、⑥支持政党、加入団体、⑦男女雇用機会均等法に抵触する質問、です。(『採用と人権』平成22年度)

 たとえば、「あなたのおうちは、天神橋駅のどちら側ですか」「兄弟・姉妹はいますか。あなた何人目ですか」「あなたの両親は共働きですか」「あなたの学費は誰が出しましたか」「だれと一緒に住んでいますか」「尊敬する人物を言ってください」「あなたは、神や仏を信じるほうですか」「あなたの家では、どんな新聞を読んでいますか」「結婚しても働き続けようと思っていますか」、以上の質問は、すべて違反質問となります。

 このような質問が面接試験の場で聞かれたときには、「学校の指導により、その質問には答えられません」と答えてください。そして、学校に帰ってから、質問内容を進路指導部の先生に報告し、受験報告書に記入することになっています。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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