7月末の公開求人状況
2011/08/01 Mon (No.415)
7月31日時点での求人状況はどうなっているでしょうか。昨年と今年のWEB上の全国公開求人状況の比較です。数字は、各都道府県のハローワークに「高卒求人情報WEBサービス公開可」として求人登録した事業所数で、求人数ではありません。「公開不可」である指定校求人などは含みません。一社で数人の求人を出している場合があり、求人数はこれよりも多い数字になります。また就業地も必ずしも登録地とは限りません。
昨年のデータはすでにWEB上に残っていませんので、わたしが昨年このブログでまとめた東京、愛知、大阪、青森、沖縄のデータとの比較しかできません。下の表をご覧ください。

震災の影響だろうと思いますが、青森、東京の求人が減っているのが気にかかります。とはいえ、昨日のデータと同じ統計の取り方ではないので正確には断言できませんが、昨日のデータと比較するとき、沖縄を除くいずれの都府県においても6月段階と比べて、7月末では、求人状況が好転しているのがわかります。すなわち、6月の時点では求人を手控えていた事業所が7月に入って求人登録をしたといえるでしょう。実際、WEBサービスでの大阪のデータを詳しく見ると、6月20日から6月24日までに公開求人を登録したものが176件、それ以後7月31日までの登録が297件となっています。
ただ懸念されることは、わたしの高校で紙ベースの求人票が少なくなったことにかんがみ、今年について「指定校求人」や紙の上での「公開求人」を減らして、その分「WEB求人」に回している事業所が少なからずあるだろうということです。
昨年のデータはすでにWEB上に残っていませんので、わたしが昨年このブログでまとめた東京、愛知、大阪、青森、沖縄のデータとの比較しかできません。下の表をご覧ください。

震災の影響だろうと思いますが、青森、東京の求人が減っているのが気にかかります。とはいえ、昨日のデータと同じ統計の取り方ではないので正確には断言できませんが、昨日のデータと比較するとき、沖縄を除くいずれの都府県においても6月段階と比べて、7月末では、求人状況が好転しているのがわかります。すなわち、6月の時点では求人を手控えていた事業所が7月に入って求人登録をしたといえるでしょう。実際、WEBサービスでの大阪のデータを詳しく見ると、6月20日から6月24日までに公開求人を登録したものが176件、それ以後7月31日までの登録が297件となっています。
ただ懸念されることは、わたしの高校で紙ベースの求人票が少なくなったことにかんがみ、今年について「指定校求人」や紙の上での「公開求人」を減らして、その分「WEB求人」に回している事業所が少なからずあるだろうということです。
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コメント
初めまして
臨時の県職員ということで明日から進路指導を担当することになっている者です。高校生の長男にそのことを今日つげたら、「進路指導なんて、お父さんに一番向いていない仕事だ」と言われてしまいました。やっぱりそうか。そうだよなあ。自分の進路でさえ迷ってばかりの人生だったのに、18の子供に向かって進路を語れる資格なんてこのぼくにあるわけないなあ。それでも、とりあえずぼくの明日からの仕事だし、そんなことも言ってられない。
また、訪問します。