関関同立AO入試説明会

2011/06/28 Tue (No.379)

 今日、ECC予備校で開催された関関同立AO入試対策セミナーに参加してきました。昨年に続いて2度目の参加です。セミナーの構成は昨年と同様で、まず初めにECC予備校から説明、続いて関関同立の入試担当者による説明です。去年は5月下旬の開催でしたが、今年はそれより1ヶ月遅い開催です。

 昨年は、ECC予備校の「AOはお見合いだ」という話に始まって、効果的な志望理由書の書き方、面接のポイントなど具体的で実践的な「役に立つ話」が多かったです。また関関同立の担当者の説明も、AO入試で重視されるポイント、面接の質問内容や時間など、受験者が本当に知りたい内容を多く含んでいました。

 ところが今年の説明会は、ECC予備校の説明も概念的で、実践というより理論、各論というより総論といった感じで、具体例に乏しかった気がします。各大学の説明も、入試要項に書いてあることの説明が中心で、とりたてて参考になることは少なかったように思います。要項に書けない話を聞きに来ているのに、少し残念でした。

 AOはある意味、厄介な入試です。生徒は、英語の単語を覚えたり、数学の問題を解く時間を割いて、アドミッションポリシーにそった気に入られる熱意ある志望理由書を書き、面接で自己アピールしなければなりません。指導する高校の教師も、生徒に付き合って、それぞれの生徒によって異なる大学・学部のアドミッションポリシーを読み、面接練習する必要があります。

 英語や国語や数学の勉強は、多くの大学の受験に対して普遍性があります。また受験勉強で得た知識は、将来、自分のAllgemeine Bildung(一般教養)の一部として醸成されます。しかし、AO入試は、まさにある大学のある学部に特化した入試です。その大学に合格しなければ、無駄な知識になってしまいます。地道に5教科ないし3教科を勉強して、公募制推薦入試や一般入試を受験するほうが、王道だと思います。
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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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