AO入試制度

2011/06/20 Mon (No.370)

 今日はAO入試についてお話したいと思います。AO入試というのは、Admissions Office入試の略で、学力試験を課さずに志願者の意欲や人物像を尺度に合否を決める入試形態のことです。1990年に慶應義塾大学で始めて実施されました。実施開始からまだ20年の入試形態ですので、保護者の中にはご存知ない方もおられると思います。

 AO入試には学力試験がないため、この方式で入学する学生の学力が不十分ということで、ごく最近AO入試を廃止する大学も現れてきていますが、今でも500校あまりの大学でAO入試が行われています。国立大学に限ってみても旧帝国大学を含む45校がAO入試を実施しています。(参考 大学受験パスナビ)。

 公募制推薦入試の開始時期が11月1日とされていたのに対し、長らくAO入試の出願開始時期が規定されていなかったため、早期に学生を確保したい大学のなかには1学期中にAO入試を行うところが出てきました。そのため昨年から、AO入試の実施開始を8月1日と定めたのですが、それでもそれよりも早い時期に、エントリーと呼ばれるプレ出願を要求する大学があったりします。

 AO入試の出願には、高校の推薦は必要なく、エントリーにいたっては、調査書の提出も必要ではありません。したがって、担任の知らない間にエントリーをすませ、2学期が始まった時点で、あとは出願が残っているだけという場合もあります。またAO入試は、その趣旨からして専願制のはずですが、併願を認める大学もあります。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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