指定校推薦の応募

2011/06/12 Sun (No.362)

 指定校推薦は、絶対専願です。ですから生徒は、その大学・学部・学科が第一志望の場合にのみ応募するべきです。するべきと書いたのは、9月のはじめに指定校推薦を募集するとき、雰囲気に負けて第一志望ではないのに応募してしまう生徒が必ずいるからです。その場合、あとで後悔することが非常に多いです。第一志望の学校ですから、応募は一人一校一学部・学科に限られます。

 指定校推薦に応募する生徒は、指定日までに、志望理由書や選考されたら必ず出願し入学する旨の誓約書など必要書類を担任または進路に提出します。書類には生徒が家庭に無断で応募しないように保護者の承諾印が必要です。このあたりも高校によって若干のバリエーションはあります。情報の多寡による生徒間の不公平をなくすために、担任や進路は、選考が終了するまで、誰がどこに応募しているかを明らかにすることはありません。

 選考は、その生徒が推薦基準に合致しているかの確認から始まります。選考方法は、高校に任されており、それぞれの高校で詳細な選考基準を作成しています。推薦枠が一人のところに複数の応募があった場合は、基本的には評定平均のより高い生徒を推薦することが多いと思います。

 校内選考に合格した生徒には、個別に連絡があります。最近では、指定校推薦そのものが増えてきているので、推薦する生徒を集めて集会をもち、その場で願書を配布する高校が多いと思います。出願時期は大学・短大・専門学校によりさまざまですが、10月から11月が多いようです。

 指定校推薦の応募に際しては、必ず家庭での合意を得ておいてください。他の応募者と競り合ったのち、推薦されるわけですから、推薦されたあとになって、それを取り消すことはできません。出願時期、手続時期が一般入試より早いので、11月には、100万円程度の入学費用が必要です。当然、奨学金はその時期には利用できません。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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