幼児教育に老舗の短期大学

2011/06/07 Tue (No.357)

 大阪には保育・幼児教育の学科をもつ大学・短大は数多くあります。そのなかで、先日、保育・幼児教育で伝統と実績のある短期大学の入試説明会に参加してきました。多くの入試説明会のなかには、施設自慢や自校の宣伝ばかりで内容のない説明会もありますが、この短期大学の説明会は、教育内容や就職にまで踏み込んだ実りある説明会でした。

 現在は少子化の時代ですが、保育士や幼稚園教諭の需要は結構あります。というのは途中での退職がかなり多いからです。ですから、どの短期大学に進学してもそれなりの就職口は見つかります。問題なのはその中身です。明るく子どもたちとふれあうことができ、責任感のある保育士や幼稚園教諭を育てる教育がおこなわれているか、そして、経営が安定していて、労働条件のよい保育園や幼稚園に就職できるかが問題なのです。

 そのため、わたしたちが一番知りたいのは、その短期大学で学ぶ学生がどのような進路を実現したのかです。今回、説明会の資料のなかに、短大の全入学者の2年後の進路についての記載がありました。有名大学でもこれだけの資料は用意できません。名前は伏せてありますが、学生一人一人について、退学や家事手伝いも含めてすべての進学先が一覧になっています。もちろん学生に目が行き届かず、また進学先に自信がなければそこまではできません。200名足らずの少人数の短期大学だからできることです。

 生徒のなかには、この短期大学の教育が「厳しい」といって「遊べる」短期大学に進学したがる者もいますが、2年後を考えると、やはり、伝統と実績に裏打ちされた短期大学を選択する方がはるかに賢い選択だと思います。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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