高卒求人と原発事故

2011/06/03 Fri (No.354)

 先日、工業高校の就職担当の先生と話しました。工業高校ではほとんどの生徒が就職希望なので、企業の開拓は死活問題です。そのためその先生も5月はじめから次々と企業訪問をおこなっておられます。その中でわかってきたのは今年の状況として、四国や九州の多くの工業高校の先生が関西の企業を訪問しているというものです。もちろん今までも四国・九州の高校から関西の企業への就職はありました。しかし、今年は、就職実績も優秀であった工業高校からの関西の企業訪問が多いというのです。

 その原因は、どうやら震災と関係がありそうです。優秀な四国・九州の工業高校からは、東京の企業にも多く就職するそうです。その東京の企業の代表が東京電力だというのです。今年は東京電力からの採用がないので、大阪に新規開拓に回っているのです。地方から受験する高校生は、都会の高校生に比べてモチベーションが違います。優秀な地方出身の高校生が受験に加われば、関西ののんびりとした高校生は大変不利です。 

 関西の製造職・技術職の就職戦線も今年は厳しくなりそうです。
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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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