トライアル雇用のゆくえ

2011/06/04 Sat (No.353)

 昨年の2月の合同求人説明会に参加した企業はほとんどがトライアル雇用の企業でした。トライアル雇用では、3ヶ月の試用期間の間、企業に月々10万円の助成金が支給されます。企業は、トライアル雇用の期間中はそれに5~6万円上乗せすれば、採用者の給料を支払うことができます。企業にとっても、メリットのある採用です。

 高校生は卒業式を終えた3月以降に働き始めていますので、本採用になるかどうかの決定は、トライアル雇用の期間の終了する6月にやってきます。このときに、すべての企業が本採用に移行するでしょうか。本採用に移行すれば、生徒にとっては、2月以降でも就職する機会が増えたこととなって喜ばしいことです。しかし、何かと理由をつけて、本採用をおこなわない企業が多い場合、生徒にとって、これから新たに別の企業を探さなければなりません。就職した生徒の資質もそうですが、トライアル雇用を利用した企業のモラルも問われる時期がやがてやってきます。
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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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