指定校推薦に思うこと

2011/05/28 Sat (No.347)

 わたしは、指定校推薦の制度そのものを否定するつもりはありません。範囲の定められた定期テストでは好成績を収め、授業態度もまじめな生徒のなかにも、一般入試で合格するだけの実力がない生徒がいるからです。また夏休みに思うような成果が挙げられなくて、自信を喪失している場合もあります。

 保護者の中にも、子どもに指定校推薦を勧めるひともいます。生徒の精神的負担が軽減されるのみならず、9月には進学先が決定するため、その後の受験料、塾・予備校の負担がなく経済的にも助かるからです。

 第一希望の学校が指定校であれば、指定校推薦も有用な選択肢だと思います。第二希望の学校であれば、少し考えてほしいと思います。指定校推薦に推薦される生徒は、多くの場合、一般入試でも合格する実力を持っています。こつこつ勉強できるのですから、夏の時点で実力がなくても、冬までには実力がついてきます。

 若いときは、挑戦すればよいと思います。大人のように妥協するべきではないと思います。「高3のときはがんばった」という経験は、将来困難にぶつかった時の自分の自信となります。高い目標を持った者だけが、高い目標に到達できるのであって、目標を低くすれば、低い目標にしか到達できません。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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