歌川国芳展

2011/05/26 Thu (No.345)

 まだ中間テスト中です。午後から休みを取って大阪市立美術館に「歌川国芳展」を見に行ってきました。4月の終わりから、土曜、日曜も学校で仕事をしていたので、ちょっとした息抜きです。国芳は今年没後150年ということで大阪を皮切りに静岡、東京と特別展が開催されます。

 わたしが、はじめて国芳の浮世絵を見たのは、日本ではなくドイツの友人宅においてです。今から6年前、フランスとの国境近くの町ランダウに住むドイツ人の友人の自宅に招かれたとき、そこで初めて国芳と対面しました。このときの国芳はふつうの国芳なのですが、日本に帰っ、て友人に画集を郵送しようとパラパラとめくっていると、国芳が尋常の浮世絵師でないことがわかりました。

 今回の展覧会は、ともかく個性的で独創的なハジケた国芳の作品がならんでいます。国芳は好んで動物を描きます。鯉、ガマ、鯨、鮫、ワニ、イノシシなどと勇猛果敢に戦う武者を描いた武者絵は、非常にダイナミックで動画の一部を切り取ったかのようです。武者絵で人気を博した国芳ですが、西洋画に学んだ写実的な人物画、近代的な風景画、江戸情緒あふれる美人画や子ども絵などさまざまなジャンルの浮世絵も登場します。そのほか影絵や戯画など遊び心もたっぷりです。

 1時間半くらいで鑑賞できるかと思って、今日は3時過ぎに美術館に入場したのですが、作品数がなんと200点近く、とても時間が足りません。これからご覧になる皆さんは2時間30分から3時間は空けておいた方がいいと思います。とてもおもしろい特別展ですが、会期の途中で入れ替えがあり、今ご覧になれるのは後期の展示作品だけです。わたしは前期を見逃したので、とても残念に思います。しかし、まだご覧になってない方は、いまからでもぜひご覧になってください。

 歌川国芳展のリーフレットを添附しておきます。

歌川国芳

関連記事

コメント

Secret



プロフィール

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

ブログ内検索
カテゴリ
今まで訪問された方
最新記事
月別アーカイブ
RSSリンクの表示