学生支援機構予約奨学金説明会

2011/05/22 Sun (No.341)

 今年はいつもより少し遅い時期に学生支援機予約奨学金の説明会を行いました。去年までと違って保護者同伴での説明会です。ここ数年奨学金希望者が急増しており、わたしの学校では150名を超える希望者がでました。そのため休日を含めて2回に分けて奨学金係りを中心に説明を行いました。

 学生支援機構の奨学金には第1種と第2種とがあることはご存知だと思います。第1種奨学金は無利息ではあるものの採用基準が厳しく、申し込み時期にも制限があります。これに対して第2種奨学金は、有利子奨学金ですが、採用基準は緩やかでしかも最高月12万円借りることができます。

 生徒の中には、奨学金が自分の将来の負債となり、大学卒業後20年にわたって返済し続けなければならない性格のものであることをよく理解していないものがいます。借りられるだけ借りて、あまりが出るなら遊びにまわそうとの魂胆です。奨学金がローンであることを生徒だけでなく、保護者にも理解してもらうために、大変お忙しいとは思ったのですが、保護者の方にも来ていただくことにしたのです。

 月12万円ずつ奨学金を貸与されていた場合、おおよその月々の返済金額は3万円です。これを20年間にわたって滞納することなく返済しなければなりません。22歳から返済し始めるとして42歳まで。途中で結婚して子供ができ、学費が必要となったり、病気をしたり、住宅を購入することもあります。生徒たちは、人生経験が少ないのでお金の大切さがよく見えていません。保護者の方には、この返済額の大きさが実感できると思います。

 ですから、奨学金を借りる場合は、必要最小限にしなければなりません。月々5万円、多くても8万円にとどめるべきだと考えます。また大学生の就職率が60%から70%の現在、どの大学に進学するかも重要なファクターとなってきます。名前を書けば合格するような大学では、返済はかなり難しくなると思います。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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