予備校の先生の進路ガイダンス

2011/05/13 Fri (No.332)

 3年生を対象にいくつかの分野にわかれて進路ガイダンスがありました。わたしはひととおりすべての会場を回って少しずつ話を聞きました。たいていの会場では、大学で学ぶことや職業についての話が中心だったのですが、ある教室は予備校で長年教えた経験のある講師の担当でした。

 この教室の話は、ほかの会場と違って受験を意識したガイダンスでした。たとえば、国語では質問の文意を考えることのほうが重要で、問題文はできるだけ速読するべきだとか、古文と論説文に重点を当てて勉強するとよいとか、非常に実践的です。

 また生徒に質問して、次の英文の括弧の中には何が入るかを聞いていました。その英文とは、He is as busy as (   ).答えの選択肢としては、① a beaver ② an ant ③ a dog ④ a cat。皆さんはどれだと思いますか。生徒の答えは②でした。働き者の「あり」を連想してそう答えたのでしょう。問題作成者はひっかけようとします。したがって「あり」ではありません。答えは①です。英語で頭韻を踏んでいるのです。as proud as a peacock.. as clear as a crystal. as slow as a snail.と同様です。そう考えたら文意がわからなくても答えられるというのです。

 高校の授業ではなく、予備校の授業を聞いているようで面白かったです。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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