センター試験変更点「地歴・公民」

2011/05/01 Sun (No.320)

 受験生のみなさんはもうご承知だと思いますが、2012年度のセンター試験には、いくつかの変更点があります。まず、「地歴」・「公民」についての変更点からお話しします。

 昨年度までは、文系2教科選択者は「地歴」から1科目、「公民」から1科目選択して受験しました。理系1教科選択者は、「地歴」または「公民」から1科目選択して受験しました。今年から「地歴」と「公民」の枠がなくなり、2科目選択者は「地歴・公民」から2科目、1科目選択者は「地歴・公民」から1科目選択となります。

 「地歴」に属する科目は「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」の6科目です。また今年から「公民」に属する科目には、従来の「現代社会」「倫理」「政経」の3科目に「倫理・政経」という新たな科目が加わり4科目となります。

 この「地歴・公民」の10科目のなから、2科目ないし1科目選択することになります。ただし、「地理A」と「地理B」や「倫理」と「倫理・政経」のように同じ名称を含む科目の組み合わせは認められません。

 とはいえ選択できる科目については、各大学によって制約があります。旧帝大の多くは「倫理」や「政経」といった2単位科目の選択を認めず、「倫理・政経」の4単位科目の選択しか認めていません。これまで理系の受験生は、少しでも社会科の負担を軽くするため、「政経」ないしは「倫理」の2単位科目で受験する人が多かったのですが、それができなくなる場合が生じてきます。また逆に文系の生徒で歴史が得意な生徒は、「世界史B」と「日本史B」の組み合わせを選択することが可能になります。

 どの大学がどの科目での受験を認めているかは、学部によっても違いがありますので、大学のホームページや募集要項で確認しておくことが必要です。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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