統一応募用紙

2010/07/23 Fri (No.28)

 近畿では、公正な採用を期すため、応募に当たっては、1971年以降、近畿統一応募用紙が使用されています。かつては、就職差別の事例が多く存在していました。統一用紙ができる以前、各社で使用されていた社用紙には、「家族構成・職業」「動産・不動産の資産状況」など本人自身の資質と関係がなく、就職差別につながる事項を記載する欄のあるものが見受けられました。統一用紙の履歴書には、氏名・生年月日・現住所・連絡先・学歴・職歴・資格・趣味・特技・志望動機、希望の職種の項目はありますが、それ以外の欄はありません。1973年から実施されている「全国統一応募用紙」もほぼ同一です。

次にあげるのは、近畿統一応募用紙の履歴書と調査書です。クリックしてください。大きくなります。

履歴書   調査書

 とはいえ、関西と関東で、就職に関して、少し異なる点もあるようです。応募前職場見学に際して、関西では事業所に見学生徒の名前をあかさないことになっているのに、関東では職場見学確認書に見学者の名前の記載を求めていたりします。その他、関西では禁止されている二段階選抜を行う企業があるという噂が伝わってきたりしています。本当かどうか、関東の先生から、ご連絡いただければ、うれしく思います。また、関東では、10月1日から複数応募(生徒が同時に複数の事業所に応募すること)が可能ですが、関西では、12月1日からとなっています。

 高校生の就職に関しては、関西の方が事業所に対して、より「イチャモン」をつけている割合が高い、あるいは、より人権意識が発達しているといえると思います。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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