国公立大学前期・中期・後期の関係

2011/02/14 Mon (No.242)

 受験生の皆さんの中には、国公立大学を前期・中期・後期と3回受験する人もいると思います。とはいえ前期日程入試に合格したとき、中期・後期日程の入試がどうなるのかを正確に理解していない人も多いです。

 前期入試に合格・不合格にかかわらず中期・後期入試を受験することはできます。しかし前期入試に合格して入学手続きをとると、そのデータが中期・後期入試受験大学に送られ、発表前にその合否判定対象者から除外され、中期・後期日程入試で合格することはありません。

 また前期日程で不合格になるか、入学手続きをおこなわずに、中期日程と後期日程の両大学を受験し、どちらも合格した場合は、受験者本人が入学する大学を選ぶことができます。

 そのほか、ある国公立大学に合格して入学手続きをとったものは、それ以降これを取り消して他の国公立大学に入学手続きをとることはできません。(出典 「公立大学の入学者選抜についての平成23(2011)年度実施細目」公立大学協会)

 例をあげます。大阪では、大阪府立大学の工学部が中期日程です。そのため、前期・大阪大学工学部、中期・大阪府立大学工学部、後期・大阪市立大学工学部という受験パターンがあります。この場合、阪大の合格発表が3/8、府大の入試も3/8ですので、阪大を受験する生徒は府大も受験します。このあと3/12に市大の入試、3/15に阪大の入学手続き締切があります。阪大に合格している場合、普通は市大を受験せずに阪大に入学手続きすると思われます。

 また阪大不合格の場合は、つづいて市大も受験し、府大も市大も3/23が合格発表なので両方とも合格した場合は、どちらに入学するかを選ぶことになります。
 
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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