最後まであきらめない

2011/02/13 Sun (No.241)

 国公立大学の前期入試まであと2週間です。もう2週間しかないと思ってあきらめるか、まだ2週間あると思ってもう少しがんばってみるか、の意識の違いは結果に大きく結びつきます。今日13日から前期入試前日の24日まで12日間、睡眠と食事で7時間必要としても12日で204時間自由に使えます。学校があるときは、1日6時間勉強していたとして、そのころの1ヶ月分以上時間があるわけです。もちろんそんなに勉強できない人は、そんなに勉強しなくてもいいです。自分でできると思う分をあきらめずに続けていく。このことが大事です。

 「現実の客観的な事象をどのように受け止め、どのように解釈するのか」によって行動や結果に差違が生じるというのが、アメリカの心理学者アルバート・エリスの「ABC理論」です。エリスは若い頃、非常にシャイで誰もデートに誘えなかったそうです。自分など「非モテ」の典型だと考えていました。そこで一念発起して少なくとも百人の女性に声をかけ、デートに誘おうと決心します。何人かに声をかけていくうちに、意外にも自分の話を聞いてくれる女性もいます。しかしデートに応じてくれたのはたった一人でした。そして、その一人も結局約束の場所に現れませんでした。しかし、エリスは満足でした。とにかく自分は100人の女性に声をかけた。その誰からも警察を呼ばれたりしなかった。「否定的」に考えるのではなく「肯定的」に考えることができた。エリスの考えの原点とされるエピソードです。

 「もうダメだ」より、「まだいける」。「あと…しかない」より「まだ…ある」。この思考が大切です。いま苦しくても、この苦しさはあと2週間で終わるのです。楽観的に考える方が悲観的に考えるより、はるかによい結果を生みます。4月になって志望大学のキャンパスにいる自分をどうぞ想像してみてください。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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