大阪をはぐくむ

2010/12/29 Wed (No.194)

 今日の朝日新聞朝刊によると、不況の現在、公務員人気が高いなか大阪府職員の志望者が激減しているとのことです。それによると今年の行政職員(大卒)の受験者数は2005年度の4分の1に激減し、2010年度の受験者数はわずか292人となっています。これと対照的なのが、近隣の他府県で京都府では、受験者は2005年の720人から2010年には1003人に増加しています。

 これは何を意味するのでしょうか。大阪府では毎年給料が大幅カットされ続けています。現在47都道府県の46番目の給与水準です。これでは物価の高い大阪では満足に暮らしていくことができません。一方知事はタレントらしく「大阪都」構想などと思いつきをぶちあげ、パフォーマンスにみちた政治を行おうとしています。優秀な人材が府から逃げていけば、府政も教育も衰退するに違いありません。

 若い優秀な人たちのなかで大阪での教員採用試験の受験をやめて、京都や兵庫で受験する人が出てきています。人的資源を大事にする。このことが将来の大阪をはぐくんでいく道だと思います。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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