地方国立大の難易度

2010/12/23 Thu (No.188)

 地方国立大学のいくつかの学部について、B判定(合格率60%)に必要な前期日程センター試験得点率(%)を調べてみました(2011年大学入試・代ゼミデータリサーチNo.3)。

 それによると、福井大工60、滋賀大経済71、岡山大経済73・工69、山口大経済65・工63、香川大経済68・工59、徳島大工58、和歌山大経済62・シス工60、三重大人文68・工65、鳥取大工55、島根大法文66・総合理工57となっています。センター試験の平均得点率が6割強ですから、平均程度の得点がとれれば、上記の大学への合格可能性は高まります。

 では、関関同立・産近甲龍ではどうでしょうか。必要科目数の少ないセンター前期でB判定に必要な得点率です。私立は何パターンかの選択方法があるので、数値は目安です(前掲資料)。それによると、同志社大経済83・理工80、関学大経済82・理76、関西大経済82・シス理工75、立命館経済80・理工74、近畿大経済C74・理工C69、甲南大経済C75・理工C67、龍谷大経済70・理工67、京産大経済71・理68となっています。

 こうしてみると、必要な得点率は、関関同立・産近甲龍より地方国立大の方が低いことが分かると思います。ただし、私立大学は3科目、地方国立大学は原則7科目での受験となります。また国立大学では、個別試験がセンター試験とは別に行われますのでこの対策も必要です。

 高校低学年のみなさん、どうか5教科の勉強を放棄しないで欲しいのです。5教科の勉強をつづけていれば、たとえ関関同立が無理でも、地方国立に合格する実力は十分あります。関関同立か地方国立かと、もしわたしに問われれば、ケースバイケースだと答えるでしょう。産近甲龍か地方国立かと問われれば、地方国立を薦めたいと思います。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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