北大「総合入試」志望者動向

2010/12/17 Fri (No.182)

 2011年度の北海道大学の入学試験には、新しく「総合入試」が導入されます。「総合入試」は前期日程で実施され、理学部・工学部・薬学部・農学部は前期での個別募集がありません。後期の学部別募集はありますが募集人数が少ないので、実質的に「総合入試」での勝負となります。それ以外の学部では、前期での学部別募集が平行しておこなわれています。

 「総合入試」志望者動向はどうなっているのでしょうか。ベネッセの動向データに基づく第一志望者の倍率は、総合文系で1.79倍、総合理系で2.05倍と低い倍率です。B判定基準を総合文系で700点、総合理系で685点(数・物・総)~695点(化・生)においています。

 代ゼミの予想倍率は、総合文系で2.5倍、総合理系で2.2倍です。理系のなかでは、数学重点選抜群3.5倍、総合科学選抜群2.8倍と、この両者の倍率がやや高くなっています。合格可能性60%のセンター試験得点率を総合文系77%、総合理系76%においています。

 両者のデータから推測すると、文系・理系とも志望倍率が低いのは、現時点では様子見をしている受験生が多いのだと思われます。おそらくセンター試験の自己採点データが出そろう1月下旬にならないとはっきりした動向は把握できないと思います。それをみて関西では、神戸大か北大かの選択を迫られる受験者が出てくることでしょう。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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