大学志望動向(代ゼミ)

2010/12/09 Thu (No.171)

 12月3日に大阪で行われた代々木ゼミナールの入試動向説明会からのレポートです。まずセンター試験出願者が558983人とすでに確定しています。昨年の出願者数より5615人多く、受験人口が約3000人減少していることと合わせてみると、不況のため国公立大学人気がつづいているといえます。
 
 国公立大学では、地方ブロックの人気が高く首都圏や近畿圏の志望者はやや減少の傾向です。学部系統別にみれば、教育系、看護系、工学系、医・歯系、生活系が人気となっています。旧帝大は志望者が若干減少し、東工大(工学部人気)や神戸大、広島大の志望者がやや増加しています。近畿地方では、現在のところ京都工繊大、大阪府大、兵庫県立大が志望者数が昨年と較べて減少しています。

 私立大学でも、首都圏の大学の志望者がやや減少し地元志向がつづいています。学部系統別では、教育系の人気が突出し、理学系、看護・保健系、農水系、生活系の人気が高いです。関西地区を大学別にみると関関同立・産近甲龍では、関大と龍谷、近大の人気が高く、その他の大学は昨年並みか、やや志望者が減少しています。ここらあたりはベネッセの動向と較べると少し違いが見られます。それにつづく中堅大学は、昨年より志望者が増加しているところが多いですが、難易度についてはそれほど変化がない模様です。追手門、大経大、関西外大、摂南大、甲南女子、神戸女子の人気が高いようです。大工大はベネッセでは、志望者が大幅に増加していましたが、代ゼミでは昨年並みとなっています。

 国公立、私立とも、親元を離れてまで都市部の難関大学に進学しようとする志望者が減少し、地元志向が強まっているといえます。そのため地方の国公立大学、とくに教育系、看護系は、注意が必要です。
関連記事

コメント

Secret



プロフィール

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

ブログ内検索
カテゴリ
今まで訪問された方
最新記事
月別アーカイブ
RSSリンクの表示