大阪府立高校一般選抜入試C問題

2017/02/27 Mon (No.1606)

 大阪府で難易度の高い公立高校はほとんどC問題を採用していますが、C問題はどれくらいむつかしいのでしょうか。数学の問題は従来からB問題であっても、かなりむつかしい問題が出題されていました。とくに図形の問題はかなり学習をしていないと解けないものが多く出題されました。数学のC問題はそれがさらに難化しています。進学校の高校生でも正解するのは容易ではないと思います。

 英語の問題は出題文も英語で構成されています。問題文のレベルは高校1年で学習するくらいの内容です。問題文を速く正しく読んで理解し、選択肢のなかから正解を見つけ出さなければなりません。ライティングも今までのような和文英訳ではなく、テーマについて英文で意見を表現することが求められます。たとえば、次のような英作文です。

In some high schools, students must wear their school uniforms. In other high schools, they can decide what they want to wear. Which of these two schools do you like better? In English write your opinion and reasons.

 もちろんリスニングもむつかしくなっています。

 C問題の内容を、多様な生徒のいる中学校の授業で教えることは不可能です。ますます塾の需要が増大しています。「類塾」や「馬淵」などの受験塾が近年大阪府全域に進出してきています。しかし、本当にこのような受験環境が大阪府の教育にとって最善なのかと疑問に感じます。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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