浪人せずして志望大学に合格する

2017/02/21 Tue (No.1602)

 次々と私立大学の入試結果が、進路指導部のもとに届きます。何校も合格している生徒もいれば、ことごとく失敗している生徒もいます。そろそろ浪人も視野に入れて進路を決定していかなければなりません。

 もちろん浪人する場合は、予備校に通うことが絶対条件です。自宅浪人では、一緒に勉強する相手も身近に見つからず、自分の実力を測る機会もまた少なくなります。よほど意志のしっかりした生徒でなければ、3月の受験までモチベーションを維持し続けるのはむつかしいと思います。ただし予備校の授業料は高く、特別講習などを合わせると年間150万円近くかかります。

 志望大学を卒業することが目的の場合、いったん短大や別の大学に進学しておいて、3年次に志望大学に編入学という方法もあります。女子生徒の場合、知名度のある短期大学に入学して、そこから有名大学の外国部学部や文学部に進学する例はよく耳にします。実際に、関西の老舗短大である大阪女学院短大は、国公立大学を含む有名大学に多くの卒業生を送り出しています。

 そのほか、予備校のなかには大学編入学コースを設けたり、高校卒業後短期大学の通信教育課程に入学した形にして、2年間かけて短期大学士の学位を取得すると同時に大学3年時への編入学を狙うというコースもあります。

 難関国立大学においても、大学3年の編入学試験は、英語、小論文、面接の3科目のことが多く、5教科のセンター試験で高得点を獲得するより、負担が小さい場合は少なくありません。ある意味では「学歴ロンダリング」かもしれませんが、あくまで志望大学にこだわる場合には、こういった方法もあります。
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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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