中学校訪問

2016/11/25 Fri (No.1559)

 11月は中学校訪問の季節です。12月から中学3年生の個人懇談が始まり、志望校をだいたい絞り込むので、それまでに中学校を訪問して自校をアピールするのです。

 一昔前までは、公立高校の教師が中学校回りをするなど考えられませんでした。中学3年生のためのオープンキャンパスは行っていましたが、教師が学校案内のために通学区域の中学校に出向くことなどありませんでした。しかし、最近は、どの高校も中学校訪問を行っています。忙しい高校の先生たち、そしてそれに輪をかけて忙しい中学校の先生たちにとって、また一つ仕事が増えたのです。

 高校の進路指導室には、大学の担当者が次から次へと訪れてきます。カリキュラムの変更、入試制度の改革、独自奨学金の実施など自らの大学のアピールに懸命です。アポイントありの訪問もあればアポイントなしの訪問もあります。そのたびに進路指導部の教員は対応に追われます。同じことが、中学校を舞台に起こっているのです。

 先日、近隣の中学校をまわってきました。対応してくれた先生の中には、各高校の訪問にやや食傷気味の様子の方もいます。生徒指導や進路指導に忙しい中学校の先生にとって、有難迷惑なのかもしれません。それでもなかには、熱心に耳を傾けてくれる先生もいて、そんなときは救われた気になります。ともあれ、近年は、中学校訪問が義務のようになってきました。
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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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