2018年大阪府立高校の統廃合

2016/09/21 Wed (No.1535)

 9月初めに大阪府教育委員会は、2018年度から府立高校2校の統廃合と1校の分校化を発表しました。泉尾高校と大正高校が泉尾高校の敷地内に統廃合、北淀高校と西淀川高校が北淀高校の敷地内に統廃合されます。また能勢高校が豊中高校の分校となります。いずれの高校も今年の入試では定員に達していませんが、実際に統廃合される高校の生徒や卒業生にとってはやりきれない思いがあると思います。

 大阪府の中学3年生の数が年々減少しているので、ある程度の統廃合は仕方がないかもしれません。しかし、定員を充足しない高校は、統廃合の対象とはせず、勉学に対する生徒の意欲を引き出すために、募集定員を減らして少人数クラスを編成するという選択肢もあったはずです。大阪府では、今年の入試では池田北高校と咲洲高校が募集を停止しました。

 文理学科を有する進学校を優遇し、教育状況の困難な高校を切り捨てていくことは、公教育の正しい道といえるのでしょうか。

追記 最初の記事では、2校の統廃合を2017年度としていましたが、2018年度の誤りでした。訂正してお詫びいたします。2017年度募集停止となるのは西淀川高校です。

 
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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