第1種奨学金、評定平均3.5の壁

2016/06/19 Sun (No.1528)

 日本学生支援機構予約奨学金には、第1種奨学金と第2種奨学金とがあります。第1種奨学金は無利子ですが、第2種奨学金は有利子(最大3%)です。また第1種奨学金は私立大学の自宅外通学者で6万4千円が最大貸与額ですが、第2種奨学金は3万円から12万円まで5段階で貸与額を選択できます。

 第1種奨学金の貸与が可能なら、そのほうが無利子なので有利なのですが、貸与の条件として高校2年終了までの評定平均が3.5以上であるという制約があります。3.5未満だと申し込むこともできないのです。結構この制約をクリヤーできない生徒が多いです。とはいえ、3.5以上あったとしても、必ずしも第1種予約奨学生として採用されるわけではありません。収入の多寡も採用に影響します。

 4.5年前までは、3.5を少しくらい上回っているだけでは、収入が低くても、第1種奨学生として採用されることはありませんでした。4.3くらいの評定平均がないと第1種奨学生としての採用はむつかしかったのです。近年は、第1種奨学生の割合を増加させていることもあり、そこまでの評定平均は求められていません。それでも4.0くらいの評定平均は必要なように思います。

 また高校にもよりますが、第1種奨学生として採用されるのは、第1種奨学金を申し込んだ生徒の5割から7割くらいの割合となっています。
関連記事

コメント

Secret



プロフィール

進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

ブログ内検索
カテゴリ
今まで訪問された方
最新記事
月別アーカイブ
RSSリンクの表示