9月末の就職内定率

2010/11/19 Fri (No.152)

 11月16日に厚生労働省から「平成22年度高校・中学新卒者の就職内定状況等(平成22年9月末現在)について」が発表されました。

 それによると、求人数は15万1千人で、前年同期に比べ3.1%減少し、その結果、求人倍率は0.87倍となり、前年同期を0.02ポイント下回るものの、就職内定者数は7万1千人(前年同期比7.2%増)であり、就職内定率は40.6%で、前年同期を3.0ポイント上回っています。

 わたしは、この数字がにわかに信じられませんでした。先日の大阪での合同求人説明会で、同じ学区の何人かの進路担当者と話した感触からも、昨年以上の厳しい就職状況がつづいていると思ったからです。大阪だけが例外なのかと思い、昨年の資料にもあたってみました。その結果、京阪神地域の中で大阪が一番内定上昇率が低いものの、それでも昨年と比べて2.5%就職内定率が上昇しています。下図を参照してください。(厚生労働省 前掲資料平成21年度および平成22年度のものより作成)

9月末就職内定率

 しかし、近畿地方でみると、昨年より就職内定率は下がっています。とくに奈良県の落ち込みが大きいといえます。大阪においても地域差があるのかも知れません。大阪の企業団地は職種別に分かれいくつかの地域に集中して発達しています。高校生の就職先は、自宅から通勤しやすいところがほとんどですので、大阪でも北部、東部、南部、西部で違いが現れたのかも知れません。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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