センター試験平均点大幅ダウン

2010/01/21 Thu (No.15)

 今日は、入試センター試験の集計説明会がある日です。私は、ベネッセ・駿台の「データネット説明会」に出席してきました。そのときの説明を中心にお話します。
 
 皆さんご承知のとおり、今年の予想平均点は、文系551点、理系547点とここ7年間で最も低い点数となりました。ダウン幅が大きいのは、文系で590点から760点、理系で500点から690点の得点帯で、特に理系での得点下げ幅が顕著でした。

 高校生の皆さんは、遅くとも明日、駿台・代々木・河合塾の合格可能性判定個人票をもらってくることと思います。ところでこの3者でB・Cの判定基準が違うのをご存知ですか。すなわち、代々木・河合塾では、A・B・C・Dの4段階の判定でB判定は合格率50%から75%、C判定は合格率25%から50%であるのに対し、駿台はA・B・C・D・Eの5段階の判定で、B判定は合格率60%から80%、C判定は合格率40%から60%となっています。代々木でB判定がでたからといって必ずしも手放しで喜べないのです。
大阪大学和歌山大学 
 この合格可能性判定だけで、受験校を決めてしまいがちですが、もっとよく度数分布表を眺めてください。下の表の右側の部分、すなわち昨年度の判定と実際の合否との関係を示した度数分布表が重要です。これで見ると同じCでもずいぶん様相が違っているのがわかりますか。

大阪大学法学部前期では、昨年B判定だった人が53人、そのうちの合格者が40人、C判定だった人も53人、そのうちの合格者があ30人、D判定だった人が32人、そのうちの合格者が9人、Eからでも合格者が出ています。すなわち、2次試験で十分、挽回可能だということです。
 ところが、和歌山大学システム工学部デザイン情報では、B判定15人のうちの合格者は11人、C判定17人のうち合格者は6人であり、センターでの判定と合格可能性との間にかなり強い相関性があります。
 
 このことは、2次試験のウェイトと問題傾向とに左右される要素です。ですから、判定だけを気にせずに度数分布表をよく検討して志望校を決定していってください。













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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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