コロコロ変わる大阪府立高校後期入試の日程

2015/03/12 Thu (No.1463)

 ここ数年、大阪府公立高校の入試制度は毎年のように変わっています。制度変更によって一番迷惑をこうむるのは、これから受験をむかえる中学生なのですが、教育委員会には、その辺のことはほとんど見えていないかのようです。

 試験の日程もよく変化します。後期入試に限ってみても、3年前までは決まって高校の終業式の後で実施されていました。昨年、一昨年は、終業式の前に実施されました。今年は、再び終業式の後での実施となります。

 高校の側からいえば、在校生の進級判定を行わなければならない終業式前の忙しい時期に、入試が行われるのは好ましくありません。進級できなかった生徒や単位を落として進級する生徒への十分な指導ができなくなるからです。ですから、今年の後期入試の日程は、好ましいものといえます。ただ、今年は、定員割れした高校が13校あり、それらの高校では、追加募集を後期入試合格発表ののち行わなければなりませんから、3月下旬の日程があわただしくなります。

 ところが、来年は後期入試の試験日が繰り上がり、終業式以前の3月10日となります。来年の入試制度についてはまた別の機会に触れようと思いますが、全日制普通科をはじめ実技テストのない学科での入試は、後期入試に一本化されます。多くの不合格者を出す前期入試が廃止され、後期入試に一本化されることは好ましいと思いますが、なぜ試験日を終業式以降にできないのでしょうか。毎年のように変わる試験制度に、中学校も高校も、そして中学生も振り回されています。


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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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