大阪府立高校前期入試不合格でも

2015/03/02 Mon (No.1452)

 今日は、午後2時から前期入試の合格者発表がありました。多くの高校では80名の合格者に対して、それ以上の不合格者を出しました。前期入試で合格したひとの喜びはひとしおだと思いますが、不合格だったひとも落ち込む必要はありません。本当の実力を発揮するのはこれからなのです。

 もともと前期入試は、私立高校の授業料無償化に伴って、私立高校に進学する生徒が多くなったおり、ほとんど思いつきで(とわたしには思われますが)、2013年度から全日制の普通科にまで敷衍されたのです。受験教科も3教科と小論文なので、こつこつと5教科の勉強を行ってきた中学3年生にとっとは、試験のチャンスが2倍になったというより、負担が2倍になったという感じがするかもしれません。

 前期入試は募集人数が少なく、その結果倍率が高くなり、多くの中学生が、最初の挫折を味わいます。高校の側からすれば、学年末テストや卒業式、それに3年生の受験指導に忙しい時期に重なります。前期入試は、受験生にとっても高校にとっても負担が重く問題の多い入試だといえます。来年から、一部の学科を残して、前期入試が廃止されるのは、当然のことだと思います。

 とはいえ、今日残念ながら合格できなかった受験生のみなさん、本当に落胆することはありません。倍率が高いときは、実力よりも運の世界です。後期入試でこそ皆さんのもっている本当の力を発揮できるのです。あと少しの辛抱です。自分の希望校の制服(制服のない高校もありますが)を着ている自分を想像してがんばってください。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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